グループセレクタの設定例:発売年 #
発売年の年代 #
v0.91000まで「年代」といいつつ1年毎でリストアップしてありました。
ちなみに付属の設定ファイルは「年」という表現に修正してあります。
それでは今度こそ「年代」でグルーピングできるクエリを定義してみましょう。
クエリは「年」とほとんど同じです。
以下が設定例となります。
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設定ファイル /resource/group_selector.cnf
を開き、既存の「発売年」を書き換えるなり、「年代」として追記するなりして編集してください。
但し、タブ名とクエリ定義の順番が同じになるよう注意してください。
group_selector.cnf
を変更したら CatShanty2 を起動(もしくは再起動)し、
オプション→全体設定→表示関係にて
グループセレクタの「表示するタブ」を設定してください。
そして少し面倒ですが、もう一度 CatShanty2 を再起動させるとグループセレクタのタブが更新されます。
グループセレクタ抽出クエリ部の説明 #
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sale_year
は諸般の事情で未設定が '0'
か ''
になっています。
なので ifnull(sale_year, '')
を使って設定済みを判定しています。
設定済みなら substr(sale_year,1,3)||'0 年代'
、
未設定なら ''
で抽出されます。
これにより例えば 1982-12-23
などに設定された日付は全て 1980 年代
に整形され、更に DISTINCT
で纏められることになります。
アイテムリスト絞り込みクエリ部の説明 #
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WHERE
の中の CASE
の中に条件式を書きました。
指定なし ''
がクリックされると NOT ifnull(sale_year, '')
により '0'
''
両方が抽出されます。
(グループセレクタ抽出と異なり NOT
が付いて意味が反転しています。)
1980 年代
がクリックされたなら substr('@click-string',1,3) || '%'
により 198%
へ整形されます。
結果として sale_year LIKE '198%'
で比較演算され、198
に前方一致する発売日データを持つアイテムがリストアップされます。