Tips : Dreamcast
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ドリームキャスト系エミュレータを起動してみる #
イメージとエミュレータの準備 #
GD-ROMイメージファイル群より( .gdi )をCatShaty2ライブラリに取り込んだものとします。
エミュレータは Demul (0.7alpha) を使わせていただきます。
コマンドラインの確認 #
Demul のコマンドラインのヘルプを見てみます。
コマンドプロンプトで demul.exe のフォルダへ移動し以下の様に /?
付きで実行します。
>E:\demul /?
E:\の部分は各自の環境で異なります。
起動に関するオプションは次の様になっているようです。
オプション | 動作 |
---|---|
-run= | run specified system (dc, naomi, awave, hikaru, gaelco, cave3rd) |
-rom= | run specified system rom |
-customrom= | run specified system customrom |
-image= | run specified system image (CD/GD media systems only) |
どうやらコマンドラインからドリームキャストとして起動するには -run
と -image
オプションで指定すれば良さそうですネ。
CatShanty2でエミュレータ設定 #
基本設定 #
エミュレータへ渡すイメージファイル #
「イメージファイルをそのまま渡す」を選択します。
エミュレータ本体 #
demul.exe
のパスを指定します。
起動オプション #
次のように指定します。
-run=dc -image=$image
「イメージをダブルクオートで囲んで渡す」はチェック ON
です。
高度な設定 #
エミュレータの終了検知方法 #
筆者の試した Demul のバージョンでは、「プロセスハンドルのシグナル状態で検知 (Type2)」で終了検知ができました。
補助設定 #
エミュレータ起動後のキー入力エミュレーション #
お好みで、起動後に Alt+Enter
を発行してフルスクリーンにできました。
//フルスクリーン
WAIT4000
AltDown
Enter
AltUp
以上です。
marm.nakamura