バッチで仮想CDをマウントしてみる #
CDイメージから起動できないエミュレータをズボラ起動するために、CD/DVDイメージをマウントするバッチを用意してみました。
バッチって良くわからない~という方はこちらの読み物も用意しましたヨ。
Daemon Tools Ultra 用マウントバッチ #
Daemon Tools Ultra を便利にマウント/アンマウントするバッチです。
保存後エディタで開いて path のあたりは環境に合わせて適宜変更してください。
Ultra 6.1 で動作確認 (2021/11/5版) #
使い方 #
dtmt Q: hogehoge.bin
とすると、仮想ドライブ Q: をアンマウントしたあと…
- 追加された仮想ドライブに Q: があるなら
--mount_to
オプションを用いて hogehoge.bin をマウントします。 - 追加された仮想ドライブに Q: がない場合はエラーコード 1 で終了します。
- 追加された仮想ドライブが一切ない場合は
--mount --type "dt"
オプションにて仮想ドライブ Q: を追加してから hogehoge.bin をマウントします。
dtmt Q:
とすると、仮想ドライブ Q: のイメージをアンマウントします。
dtmt Q: remove
とすると、仮想ドライブ Q: をリムーブします。
dtmt_AutoCue.bat は基本動作は同じで、
同名の .cue ファイルが存在する場合は .cue を優先してマウントします。
上記例であれば hogehoge.cue がある場合は hogehoge.cue がマウントされます。
Ultra 4 で動作確認 (2016/6/4版) #
使い方 #
2021/11/5版と同じですが、 2. と 3. および、リムーブ の機能がありません。
-閑話休題- #
Ultra 4 は Lite 4 の時と若干指定方法が異なるようです。
ドライブ指定がレターになって分かりやすくなり、アンマウント時にデバイスタイプの指定が不要になりました。
Lite 4 | Ultra 4 | |
---|---|---|
実行ファイル | DTLite.exe | DTAgent.exe |
ドライブ指定 | デバイス番号 | ドライブ文字 |
アンマウント時のタイプ指定 | 必須 | なし |
[ 2017/08/15 表が逆になっていたのを修正しました ] |
Daemon Tools Lite 4 用マウントバッチ #
[ 2014/2/27 ]
Daemon Tools Lite 4を便利にマウント/アンマウントするバッチです。
dtmt_lt4.bat
dtmt_lt4_AutoCue.bat
保存後エディタで開いて path のあたりは環境に合わせて適宜変更してください。
使い方 #
仮想ドライブが F: だとして、
dtmt F: hogehoge.bin
のようにすると、仮想ドライブ F: をアンマウントしたあと、hogehoge.bin
をマウントする。
dtmt_lt4_AutoCue.bat
は、ファイル本体が同名で拡張子が.cue
というファイルが存在する場合、その.cue
ファイルを優先してマウントする。
但し、DaemonTools はマウント先をドライブレターではなくデバイス番号で指定するため、バッチ内部で必要なドライブ名を番号に変換しています。その辺りも適宜書き換えてください。
下記 a52mt.bat 互換にしたかったんです・・・。
Alcohol 52% 用マウントバッチ #
[ 2013/11/20 ]
Alcohol52%を便利にマウント/アンマウントするバッチです。
保存後にエディタで開いて path
のあたりは環境に合わせて適宜変更してください。
使い方 #
仮想ドライブが F: だとして、
a52mt F: hogehoge.bin
のようにすると、仮想ドライブ F: をアンマウントしたあと、hogehoge.bin
をマウントする。
a52mt_AutoCue.bat
は、ファイル本体が同名で拡張子が.cue
というファイルが存在する場合、その.cue
ファイルを優先してマウントする。
2013/11/20追記
現在のAlcohol52%はフリーのみならず、日数制限のあるトライアル版でもアドウェアのインストールが避けられません。
Windows8 での動作検証をした上で購入したかったのですが、もう付き合えません。
Windows8 標準機能用マウントバッチ(イマイチ) #
Windows8 / 8.1内蔵の仮想ドライブ “Msft Virtual DVD-ROM” でマウントするバッチの覚書です。
結論から書くとバッチ処理は何とか出来たのですが、2013/11/20現在、各エミュレータでこの仮想ドライブ “Msft Virtual DVD-ROM"に
マウントしたイメージからの起動は軒並み芳しくありませんでした。
今後対応されて、Alchol や Daemon が不要になると嬉しいのですが。
マウント
# 空きドライブにマウント
$mtres = mount-diskimage "E:\hogehoge.iso" -PassThru
# コロンなしでマウント先ドライブ文字取得
$drvltr = ($mtres | Get-Volume).DriveLetter
# 固定ドライブ風味(ドライブ文字変更したほうが美しいけどこれで実験)
subst P: ${drvltr}:
アンマウント
subst P: /D
powershell dismount-diskimage "E:\hogehoge.iso"
今のところ対応は.iso
形式のみで、過去の資産を変換するのもネックの一つなわけで、この案はここまでで保留。