Tips : 圧縮CD-ROMイメージの外部解凍
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圧縮したCD-ROMイメージを外部で解凍してから起動してみる #
※ PC-FX設定の派生記事です。PC-FXに限らず外部解凍の参考例となります。
イメージとエミュレータの準備 #
CD-ROMを CUE+BIN でイメージファイル化したものを 7-Zip で圧縮したものとします。
Doukyusei II.7z
├ Doukyusei II.cue
└ Doukyusei II.bin
CatShanty2 には 7z アーカイブ内の .cue を検索させて登録します。
( .bin は起動には無関係なので登録しません。)
確認用バッチの作成 #
pause して展開状況を確認できるよう以下のバッチを作成します。
これを K:\extract.bat
に保存したとします。
"C:\Program Files\7-Zip\7z.exe" x %1 -o%2
pause
確認が不要な場合は
pause
を除去するか、後述のバッチを使用せず直接 7-Zip で解凍するという方法もあります。
CatShanty2でエミュレータ設定 #
補助設定2 #
プログラム1とオプション1を次のように指定。
プログラム1
K:\extract.bat
オプション1
"$image" "K:\TEMP"
- 「プログラム1の終了を待機」
ON
- 「正常終了 0 以外で中止」
ON
"K:\TEMP"
は展開先のフォルダです。適宜変更してください。
基本設定タブ #
エミュレータ本体
K:\mednafen.exe
起動オプション
-pcfx.videoip 1 -pcfx.pixshader none -pcfx.scanlines 0 "K:\TEMP\$body_noext.cue"
- 「イメージファイルをそのまま渡す」
ON
- 「イメージパスをダブルクオートで囲んで渡す」
OFF
K:\TEMP
はバッチに記述した展開先を指定します。
バッチを使用せず直接 7-Zip で解凍する方法 #
バッチの pause
が不要なら直接以下のようにしても同じ動作になります。
補助設定2タブ #
プログラム1
C:\Program Files\7-Zip\7z.exe
オプション1
x "$image" "K:\TEMP"
marm.nakamura